無造作に、本当に何も考えることなく、部屋の床に本や書類を積み重ねておくこと数ヶ月。そろそろ隣の、書庫に使ってる部屋に何冊か移動させようかと考えていた矢先。
部屋の一角で総崩れ。(別に地震があったわけでも、私が手を触れたわけでもなく、自然に)
もっとも、いつそうなってもおかしくないくらい、微妙なバランスを維持し続けていたので、あまり驚けなかったけど。
足の踏み場程度しか空いていなかった室内は、足の踏み場をも失いました。
なので、やっと重い腰を上げて整理開始。
そこへ父帰宅。
私がなにやら大掃除のような雰囲気を醸し出していることに気づき、顔を覗かせる。
部屋の惨状に、一瞬ぎょっとした後、手近な本へと目を移し、
「……世界の潜水艦……?」
「ああ、それ? 潜水艦の解説書。見る?」
「………軍装ガイド?」
「軍服の写真集。見る?」
非情に複雑な表情をした後、無言で立ち去って行きました。
けれど私も、言い訳はしたかった。せめてあと十センチこちら側を見てくれれば、もっと普通の文学書とかもあったのに。何故そんなきつい方に目が行ってしまったのか、と。
掃除開始してから二時間経過。
夜中までかかっても終わりそうにないので、途中で諦めました。続きは明日に持ち越しで。
2007年03月24日
崩れた
posted by あんず at 19:57| Comment(4)
| 日記
なのでここで整理するつもりだった?
もっともきのう虎児朗が、ここにあんずがここにあんずで足に解説したいなぁ。
けれどここまで部屋っぽいガイドするはずだった。
あちこちで有効なようです。
虎児朗氏の「部屋っぽいガイド」はともかく、
「足に解説する」というのは…
足で話を聞いているようすを、ちょっと想像してしまいました。
虎児朗は日本語の文法や意味を覚えてくれない。私の使った言葉を適当に組み合わせて行くのを見ていると、だんだん虚しくなります…